はじめに

こんにちは!寒さが厳しくなってきましたが、体調はいかがですか?

前回、ただ伸ばすだけじゃない『尻上がりのお尻伸ばし』が大切、というお話をしました。

「無理やりではなく自然とお尻が上がる」ことで、脚力の復活、腰痛軽減につながるという話でしたね。

(前回記事はこちら)

今日は、その効果をさらに高めるための「3つの技」のうちの1つ、

『腰ギュッギュッ』についてご紹介します。

名前はかわいいですが、その効果は絶大です!

特にこれからの寒い季節、腰痛に悩んでいる方は必見ですよ。


腰痛の原因は「筋膜」の滑りの悪さ?

まずは、少しだけ体の仕組みのお話をさせてください。

背中から腰にかけて、「胸腰筋膜(きょうようきんまく)」というものがあります。

これは、全身を包むボディスーツのようなものです。

誇張した表現にはなりますが、

もし、このスーツが背中でくっついて滑りが悪くなったらどうなるでしょうか?

  • 腰が動かしにくくなり、痛みが出る(腰痛)

  • 腰の状態を悪化し、神経を介し脚の力が出にくくなる

つまり、「腰ギュッギュッ」はこの筋膜の「滑り」を良くしてあげる種目なんです。

ここがスムーズに動くと、驚くほど?w体が軽くなりますよ。


冬こそ「腰ギュッギュッ」が必要な理由

今の時期、特に注意が必要なのが「寒さ」です。

気温が下がると、腰周りの血流が悪くなり、夏場に比べると筋肉や筋膜の動きが悪くなってしまいます。

「冬になるとなぜか腰が痛くなる…」

そんな経験はありませんか?

「腰ギュッギュッ」は、そんな冬の腰痛リスクを減らすのに最適です。

この技単体でも腰をケアする効果が高いですが、以前ご紹介した『尻上がりのお尻伸ばし』の準備運動として行うと、さらに効果が倍増します!


ただ「さする」のとは違います!

では、どうやってやるのでしょうか?

ポイントはとってもシンプルですが、少しコツがいります。

× これは違う:

表面をコロコロ「さする」。滑りは良くなりません。

〇 正しいイメージ:

「皮膚を捉えて、その皮膚を多方向へ引っ張っていく」

 

「ギュッギュッ」という名前ですが、強い力は一切いりません。

力を入れすぎると、かえって体が緊張してしまいます。

 

シン・突っ張り棒にカーペット用のすべり止めを巻いておりますので、うまく活用してみてください。


さいごに

いかがでしたか?

「腰ギュッギュッ」は、力を使わずに、皮膚の動きを丁寧に作ってあげる繊細なテクニックです。

文章だと「皮膚を捉える感覚」や「力加減」をお伝えするのが少し難しい部分でもあります。

ぜひ一度、正しいやり方を体験してください!

「一生使える技」を、一緒に身につけましょう。

お待ちしております!